ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

マスタークラス復活

 我が師匠、パーヴェル・ネルセシアン(モスクワ音楽院ボストン大学教授)とモスクワ音楽院ピアノ科長、アンドレイ・ピーサレフが講師をつとめ、2019年まで毎年夏欠かさず聴きに行っていたマスタークラス「ロシアンピアノスクール」は、コロナ禍とそれに続くロシアのウクライナ侵攻のためずっとなかったのだけど、今年は「カワイ、ピアノマスタークラス」と名前を変えて復活するようです。(詳しくはこちら、http://kawai-kmf.com/masterclass/2023.08/

 

 この情報を知ったのは教室の発表会(3月21日)の直後、久しぶりにカワイのサイトを開けたときでした。発表会の疲れで今一つ練習にも身が入らなかったとき、たまたまサイトを開けたら出てきたのです。一気に身体中の血が逆流する思いがしました。

 この2人がピアノ協奏曲の伴奏をつとめる「Shigeru Kawai国際コンクール」の本選(8月5日)は聴きに行くつもりでスケジュールを組んでいましたが、7日にはカワイ表参道でパーヴェルのコンサートもあるらしい…

 自分のリサイタルが8月12日なので、暑い東京であまり長期間は身体への負担が多すぎると思いました。

 協奏曲の伴奏とソロコンサートのどちらか一つを選ぶならソロだと思いましたが、先日の発表会で生徒さんの協奏曲の伴奏をしたので、どうしても彼の伴奏を聴きたいという気持ちがふくらんできて、結局両方聴くことに決めました。

 

 このため今年の8月は不規則なスケジュールになりそうです。リサイタルの後お盆期間などで振替レッスンを予定しています。

 詳しいレッスンのスケジュールは6月下旬頃にお知らせいたします。