ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

換気

 予報通り、今週の週明けは日本全国を猛烈な寒気が襲いました。札幌では通常氷点下10度以下になるのは1シーズンに1,2度なのですが、今週は連日氷点下10度以下の日が続きました。特に昨日(25日)の札幌は最高気温でもマイナス11度…この日は一日中家に誰もいなかったので、エアコンを最低温度にしてつけておき、トイレの戸も開けて出かけました。しかし、ひとたび停電が起きればアウトなので、気が気ではありませんでした。

 

 この寒さで何より大変なのが換気です。寒くても感染症がなくなってくれるわけではないので、換気をやめるわけにはいきません。加えて燃料の高騰でどの職種の方も大変な思いをしていることと思います。

 レッスンに来る生徒さん(特に小学生の人達)はレッスンの後皆、換気のためレッスン室の戸を開けて帰ります。日頃ご家庭や学校で厳しく訓練されているようです。

 しかし、いつも戸を開けて帰る小学生の生徒さん、昨日のレッスン終了後は「今日は閉めておきますね」と言って戸を閉めて帰っていきました。マイナス13度の寒気の中、家からの800メートル余りを歩いてきて、寒さが身に染みたようです。

 

 実家では昨日、母が除雪中に何と融雪槽が故障…電話で業者さんと連絡を取りながら一人で直したのだそうです…やはりあまり寒すぎると融雪槽も不具合が起こるようです(うちでも車庫のシャッターの潤滑油が凍ってしまい、動かなくなったことがありました)。マイナス10度以下の寒空の中一人で奮闘していた母の身体に不具合が起こっていないか非常に心配したのですが、今日メールしてみたら何とか大丈夫だったようです。

 

 このブログを書いている今現在(26日午後10時)、うちのあたりはマイナス8度、やっとマイナス一桁になりました。この3日間寝る時も暖房をつけっぱなしだったのですが、今夜は暖房を切って寝られるかな…

 電気代と灯油代の請求が心から恐ろしい今日この頃です…