11月3日、長年お世話になっている日本ユーラシア協会札幌支部の「講演と音楽の集い」でオンラインコンサートをさせて頂きました。
プログラムは、
1,チャイコフスキー「四季」より
4月 松雪草
5月 白夜
6月 舟歌
2,グリンカ 別れ
3,ハチャトゥリャン バレエ「スパルタクス」より
4,グレボフ 幻想的舞曲第1番
です。
「ユーラシア諸国の名曲」というお題だったので、いろいろ選曲に頭を悩ませました。
まずやはりこの地域の作曲家で外せないチャイコフスキー、そしてロシア音楽の父と言われるグリンカ、そして他の国々からはアルメニア人とグルジア人を両親に持つハチャトゥリャン、ベラルーシのグレボフ、ウクライナのビラーシとなりました。(もう1曲アゼルバイジャンのメリコフのバレエ「愛の伝説」の曲も弾きたかったのですが楽譜が間に合いませんでした)
グレボフとビラーシは2011年、ベラルーシのミンスクでのフォーラムで演奏したときの作品です。
こうして並べてみるとお国柄が強く感じられます。私が行ったことがあるのはロシアとベラルーシだけですが、他の国々にも強い興味が湧いてきます。残念ながらウクライナにはしばらく行けそうにありませんが、アルメニアとグルジアには生きているうちに一度行ってみたいですね。
コンサートは関係者のみのオンラインで、白石教室から発信しました。聴いている方々が皆マイクをオフにしているので、反応が伝わってこなくて不安になったのですが、何とか無事に終わりました。こういう雰囲気も慣れなくてはいけないと思いました。
コロナ感染者がまたじわじわと増えてきているこの頃、オンラインでのコンサートはまだまだ重要な位置を占めていくのではないかと思います。