ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

発表会に向けて 2021-3

 いよいよ発表会まで残すところ数日となりました。今週はレッスンでも何となく緊張感が漂っています。今週のレッスンではまず、曲を最後まで通して弾ききること。どこかで間違えてしまうと気持ちが折れてしまう人も多いので、大人も子供も自分の力で立ち直って、先に進めるように、通し練習のときは私は離れたところにいて、できるだけ黙っています。そして1回最後までたどり着いたら、間違えたりわからなくなったところを楽譜を見て覚え直すように指導しています。

 本番直前にどこかがわからなくなるというのは、大人も子供もとても精神的に負担がかかるものです。実は今までできていたところができなくなったり、ふとした拍子にわからなくなってしまうことは誰にでもあるものです。そんな切羽詰まったとき何をしたら良いのか、落ち着いてもう一度楽譜を見直すことの大切さを私も痛感しています。

 

 自分のできるだけのことをしたら、あとは楽しんで弾いて下さい。今まで苦しい練習を積み重ねてきたことで、出演者の皆さんは自分が気が付かないうちに何歩も前へ進んでいるのです。

 

 前日17時から当日解散するまで、私はずっと会場のどこかにおります。特に初めて発表会に出られる方は、わからないことがありましたらいつでもお尋ね下さい。

 

 札幌芸術の森、レストラン情報です…

 芸術の森の中のレストラン「畑のはる」は14時30分でオーダーストップです。この時間以降、会場で手に入る食べ物は自販機で売っているカロリーメイトのみになりますので、特に第4部の出演者で腹が減っては戦ができない人(私もだ…)はあらかじめ食料を手に入れておくことをお勧めします。

 

 コロナ禍でいろいろなことが不自由だった中頑張ってきた31人の出演者の皆さんが良いコンディションで舞台に上がれるように願っています。

 

 今日は東日本大震災から10年の日なのですね。あの年の発表会は確か震災の2日後の3月13日でした。出演者のリハーサルを聴きながら、被災地では連絡するすべもなく発表会が飛んでしまった教室もあったのだろうと思ったのを覚えています…