ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

シャドーイングに挑戦!

 昨年12月に始めたロシア語のオンラインレッスンは、月2回のペースでずっと続いています。頭の奥に眠っていたロシア語を引っ張り出すのはとても楽しく、頭が活性化されるのを感じています。

 前回とその前の授業では、2回に渡ってプーチン大統領の新年の挨拶を読みました。

 

毎年、元旦に聴いているのですが、きちんと原稿を見たのはこれが初めてです。ひととおり新しい単語を調べて訳し、大体すべてがわかるようになりました。

 

 ちょうど、毎日運転しながら聞いているNHKの「まいにちロシア語(応用編)」でシャドーイング(テキストを見ないで朗読を聴きながら数秒遅れで読む練習、同時通訳の訓練に使うことが多いのだそうですが、語学の学習にも有益なのだそうです)の練習をしていました。

 信号待ちのときにちょっとやってみたら割とできたので(車が走っているときは絶対できません。これは事故る…)、今度はプーチン大統領の新年の挨拶をやってみようと思い立ちました。

 プーチン大統領の話し方は極めて明快で、聞き取りやすいと私は思います(私が一番聞き取りにくいと思うのはショイグ国防相)。何度か聴いているうちに言葉のリズムが何となくわかってきたので、挑戦してみました…

 

 初めてにしては割とできるかも…

 

 私は何でも耳で聞いて覚えてしまうことが多いので、こういうのは得意なのかも知れません。もちろんかなり無謀な挑戦なので、止まらないで最後まで行けるわけはないのですが、途中落ちてしまってもまた入れるところから入れば良いのだそうです。

 

 これは結構楽しいかも…

 

 少し慣れるとそう思えるようになりました。

 

 そして、原稿を見ないで聴きとりに集中しているせいか、ただ読んで暗記するより単語が良く頭に入るような気がします。

 

 ロシア語のオンラインレッスンは今週末に受けたら、次は発表会の後になりそうですが(事務作業にコロナ対策でさすがに時間が取れません)、ずっと続けて行きたいと考えています。