ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

来る人、去る人…

 2月に入って、教室では新規のレッスンの問い合わせが増えてきました。これから一年で一番入れ替わりの多い時期を迎えます。

 体験レッスンが入って教室のパンフレットを印刷するのは、いつもワクワクします。この時期、新たな出会いがたくさん生まれます。

 

 一方、受験や勉強との両立に悩んだ末、レッスン回数を減らしたり、一時お休みしたりする人も出てきます。中学受験の塾などは2月から新年度のなので、新しい時間割になってどうしてもピアノが入らなくなる人もいます。

 レッスンに来られなくなったり、回数が減ったりしても、音楽を心の拠り所にしていけるようなレッスンを普段から心がけていきたいと常に考えています。

 

 3月14日の発表会に向けて、出演者は追い込みに入ってきています。事務作業はもちろん、コロナ対策もぬかりなくやっていかなければなりません。普段よりも大変なのは事実ですが、舞台に上がれた感動は今までよりも大きいものになると思えます。