ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

オンライン青年交流集会

 昨日、長年お世話になっている日本ユーラシア協会青年部のオンライン交流会に参加しました。春にずっとオンラインでレッスンをしていましたが、集団でのオンライン会議は初めての体験です。他のメンバーに迷惑をかけたら大変だと思い、少々緊張しました。レッスンが会議の開始時間ギリギリまであったので、レッスン前にWiFiとPCを用意してZoomにログインしておきました。

 

 今年はコロナ禍のためすべての行事や集会が中止になってしまったので、本当に久しぶりに全国のメンバーにお会いしました。日本各地を結んでのコロナ禍の中での近況報告の他、ロシア、カザフスタンのゲストからの当地でのコロナ禍での現地の状況の報告もありました。ロシアの様子は毎朝ロシアTVのニュースで見ていますが、その中で様々な工夫をこらしながら何とか活動を続けようとしている様子は世界中どこでも同じです。開始時間に少し遅れてしまったのですべて聞くことができなかったのは残念でした。

 どうせしばらくはロシアに行けないと思うとロシア語のテンションが上がらなくて落ち込むことが多かったのですが、一応話の内容が理解できたので少し安心…パーヴェル(ネルセシアン)のオンラインレッスンに向けてもう少しブラッシュアップしなくてはなりません。

 

 私自身は近況報告として、4月後半から2ヶ月近く教室のすべてのレッスンをオンラインで行なっていたことを話しました。ネルセシアンのオンラインレッスンを受けることについても触れ、自由に海外と行き来できない現在、音楽の世界でもオンラインでのレッスンや審査が盛んに行われていることもつけ加えました。

 

 コロナ禍が始まってからずっとどこへも行かず教室の生徒さんとしかお会いしていなかったので、オンライン上とは言え、協会青年部のメンバーとお会いできたことで大いに刺激になり、また楽しいひとときを過ごしました。

 まだまだ収束しそうにないコロナ禍の中、オンラインをもっと活用して交流を深めていくことが必要だと皆が感じていたようです。昨日は後半の懇親会は出席できなかったのですが、今度は懇親会にも参加してみたいですね。次回がますます楽しみになっています。