ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

降ってわいたJGC(JALグローバルクラブ)

世界の大手の航空会社(フルキャリア)には、多く搭乗する人のために様々な優遇策を盛り込んだ上級会員のシステムが存在します。

私は師匠のパーヴェル(ネルセシアン)が住んでいるモスクワとボストン(現在彼は2ヶ所を行ったり来たりしています)に直行便があるJAL日本航空)のマイルを貯めて、なるべく経費をかけないでレッスンに行けるようにしていましたが、移動は国内線が中心で、国際線はマイルの特典航空券が多かったので(今までビジネスクラスの特典航空券を5回ゲットしました)、JGCJALグローバルクラブJALの上級会員)には届かず、自分には縁のないものだと思ってきました。

今までのJGCは年間決められた数の搭乗が必要で、搭乗回数が足りないときはこの数に達するまで「JGC修行」と称する搭乗回数を稼ぐ旅行をするのだそうです。自分のスケジュールでこのようなことができるわけもありませんでした。

 


しかし、今年からJGCのシステムが変わり、年間搭乗回数ではなく今までのJALグループの搭乗や系列のカードの使用などをすべてポイント制にすることになったのだそうです。

今春メールが来て、JGC申請に必要なポイントまであとわずかのところまで来ていると知ったときは本当に驚きました。チリも積もれば山となっていたのです…

 


そして先日の東京行きでめでたく申請に必要なポイントに達しました。

案内が来たら早速申請する予定です。

一番嬉しいのはやはり専用の入り口とラウンジが使えることでしょうか。

夏に母とパーヴェルのコンサートを聴きに東京へ行くことになっています。このラウンジは同行者1名は一緒に入れるので、母をラウンジに連れて行きたいと考えています。一年で一番搭乗口が混雑する時期で高齢の母には厳しいと思いますのでよかったです。

母もとても楽しみにしているようです。

 


とは言っても昨日の東京からの帰り…

羽田空港近辺の雷の影響で(昨日の東京の猛烈な雨と雷は凄かった…)予約便は搭乗手続き中止、前の便への変更を勧められました。

勧められるままに変更したものの出発時間まであと25分…楽しみにしていた羽田での夕食も吹っ飛び、走りに走ってやっと1つだけ残った空弁を手に入れ搭乗口にたどり着きました。

 


こんな感じではJGCになってもラウンジなど寄る暇などないのではないか…