今年の発表会(3月21日)は3年ぶりにピアノを2台使用し、ピアノ協奏曲や2台ピアノ作品の演奏があります。今年は9人の生徒さんが2台ピアノ部門でエントリーしていますが、中でもピアノ協奏曲はセカンドパート(伴奏)の原曲がオーケストラのため、いかにオーケストラのように演奏するかが伴奏を弾く私にとっての重要な課題になります。
今回演奏される協奏曲は、
モーツァルト ピアノ協奏曲第20番 第2,3楽章
ピアノ協奏曲第21番 第1楽章
ピアノ協奏曲第27番 第3楽章
ショパン ピアノ協奏曲第1番 第2楽章
シューマン ピアノ協奏曲 第1楽章
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 第1楽章
の6曲です。
大学院を修了したときから自分が協奏曲を演奏するときは必ずオーケストラスコアを一緒に用意して覚えるようにと言われていました。今回もすべての作品のスコアを横に置いています。この部分はどの楽器の音なのか、常に考えながら弾いていきたいと思っています。
実は私にとってシューマンの協奏曲は弾いたことがなく、伴奏も初めての挑戦でした。ピアノで伴奏を弾いた動画がないかと探していたら、つい先日PTNA(全日本ピアノ指導者協会)でコンサートの配信がありました。これが大変勉強になりました。
(シューマンの協奏曲は11分25秒くらいからです)