ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

新しい仲間たち

 新年度が本格始動して2週間、教室でも新しい仲間が増えました。今月は学年が変わることもあって、やはりお子さんが多いです。

 その中で今回初めてピアノを習う人が何人かいます。その人にとってピアノへの入口は本当に大切なところです。この時期をどう過ごすかでレッスンの進み具合や上達度も大きく変わってきます。

 

 教材はこれを使って…こういう風に説明したら良いかな…今までの音楽の知識も、音の感じ方も、手の形も皆一人ずつ違います。その人に一番合うように試行錯誤しながらレッスンの計画を立てるのは、私にとってとてもわくわくするひとときでもあります。

 

 そして、来年の春、一年間レッスンを続けた彼らが初舞台を迎える様子を想像すると、どんなにコロナ禍の発表会が大変でも、来年も頑張ろうと思えるのです。

 でも来年はもう少しコロナ収束に向けて明るい兆しが見えたところでの発表会になってくれると良いですよね…