ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

発表会

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 昨日、無事終了いたしました。
 出演者、ご父兄、ご家族の皆様、お疲れ様でした。また、この会を開催するにあたってお世話になりましたすべての方々に心から感謝申し上げます。
 今年の出演者は36人、史上最高の人数になりました。ソロと連弾の2部門に出演した人も8人、意欲的に舞台に挑戦する人が多いのはとても嬉しいことでした。リハーサルも前日夜と当日朝の2日間にわたって行われました。
 
 折悪しく、前日から強烈な寒の戻りで雪が降り続き、道路も冬に逆戻り、移動に時間がかかることとなりました。このところずっと楽な思いをしてきたので、前日リハが終わって帰宅するときに会場の前の道がテカテカになっているのを見て心が折れそうになりました。22時までのリハを終えて家に戻るとほとんど0時で、前日から当日にかけての私の睡眠時間は大幅に削れてしまったのですが、出演者の皆さんの猛烈な頑張りに疲れも寒さも吹っ飛んでしまった感じです。

 昨日練習どおりに弾けた人も、舞台の厳しさを痛感する出来になってしまった人も、この会で何か一つでもつかみ取って更に前進してくれれば、とても嬉しく思います。

 第4部の私の演奏「ラフマニノフの世界」では、昨年訪れたロシア、イワノフカの「ラフマニノフ博物館」の写真を後ろのスクリーンに映しながらお話と演奏とをお届けいたしました。私自身はプロジェクターを使ったことがなく、どうなるんだろうとハラハラしていたのですが、大人の生徒さんで操作に慣れた方がPCを操作して中の写真をきれいにスクリーンに映し出してくれました。本当に感謝です。

 来年の日程はすでに決まっていて、2020年3月20日(金、春分の日)、札幌市教育文化会館小ホールにて行います。このときは3年ぶりにピアノを2台出す予定ですので、ピアノ協奏曲、2台ピアノ作品に挑戦したい方はご相談下さい。詳細は決まり次第お知らせいたします。