ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

MRI検査

 ようやく仰向けに寝られるようになったので、昨日は実家近くの病院で腰のMRI検査を受けました。

 前夜実家に泊まり、朝8時過ぎに母に付き添ってもらって父の車で病院へ向かいました。(家の中は歩けるようになりましたが、まだ一人で外を歩くのは怖い)

 4年前に初めてこの検査を受けたときは検査室のあまりのものものしさに これはどこかの本で見た拷問部屋だと思ったのですが、今回はさほど緊張しないで受けられました。でも約20分全く動けない体制だと何となく痛みが再発しそうで怖く、体を固くしていたらしく、実家に戻ったら肩こりがひどかった…

 まだまだ運動は禁止です…来月再検査の必要がありそう…
 足の痺れは少しずつ取れてきたんだけどね…

 この日は消耗してピアノの練習を休んだのだけど、また今日からピアノに向かいました。激しい痛みでこわばった筋肉が元に戻るのは予想以上に時間がかかるようです。今は普通の生活をしている分にはほとんど固さを感じなくなったのですが、ピアノのデリケートなテクニックは戻るのにもう少し時間が必要なようです。
 でも先日の発表会の第3部は弾いて良かったと思っています。今まで私が経験した中で一番苦しい本番だったのですが、この先もっと苦しい事態に遭遇したときに「あの時できたのだから…」と振り返ることができ、生徒さんが苦しい状態で本番を迎えるときにも私のこの経験が役に立てば、と思っています。