ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

日薬、日薬…

 5月初旬に骨折した左足は、今月15日にようやくギブスが取れました。ここからは週2回くらいリハビリに通い、運動機能を徐々に戻していくそうです。

 ギブスが取れると聞いたときは正直とてもホッとしたのですが、浅はかにも私はギブスが取れたら、数日で浮腫も取れ、簡単に歩けるようになると思っていました。

 

 「はい、では今日でギブスを取りますよ」と言った先生は、1ヶ月間つけていたギブスをポンと外して、「では、今日からリハビリを始めて下さい」

 私はギブスなしのまま待合室に出されました…

 

 怖いんである…

 今までギブスの上から体重をかけて松葉杖なしで歩けていたのに、足の裏の筋肉は落ち、松葉杖なしでは立っているのも辛いのです。左足の足首は右足の2倍くらいの太さになり、浮腫で象の足のよう…

 

 これを元に戻すのは大変だ…

持ってきた松葉杖にすがって、リハビリ室に向かいました。

 初回のこの日は足を気泡風呂につけて血行をよくしてからマッサージ、折れた部分にはまだ触れず、足首の浮腫んだところを中心に20分くらい。

 気持ち良いのか良くないのかわからないまま終わりました。

 あとはとにかく日薬なのでしょう。

 

 先週はリハビリを週3回、教室の通常レッスンも始まってなかなかのハードスケジュールになりました。ドアホンが鳴ってもパッと出て行くことはまだ無理なので、ドアマンは母に頼むことに…

 

 ギブスを外したあとは浮腫が酷いので大きめの靴かサンダルを持ってくるようにと言われたのですが、紳士物のサンダルでも全く入らないほど浮腫んでいたので、ネットでリハビリ用のサンダルなるものを探して買いました。マジックテープで甲の高さを調節できるものです。

 これがとても履きやすくて、少しずつ歩く距離が伸びるようになりました。

 

 しかし、来月からを予定していたみすまい幼稚園教室のレッスンは、まだ足台などを持っていくのは難しそうで、夏休みが明けるまで藤野教室にしようかと考えています。

 このことにつきましてはあと2、3日様子をみて、みすまい幼稚園教室の生徒さんにご連絡いたします。