ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

明けましておめでとうございます。

 明けましておめでとうございます。
 新しい年も演奏と指導の両面ともに頑張って前進していきます。

 昨年はいろいろな方に助けられて、たくさんの有意義な体験をさせて頂きました。一昨年の右手の怪我から復帰し、両手がきちんと動いて弾けることの有難さが身にしみました。また10月には初めてアメリカにレッスンを受けに行き、ロシアとはまた違った世界を体験し、刺激が一杯の毎日を過ごしました。
 
 今年はまず1月28日(土)、ササキホール(札幌市中央区)にて「ロシア音楽の歴史をたずねて」と題したミニコンサート、3月26日(日)に「ロシア民謡を楽しむ会」(ギャラリー土土、札幌市中央区)、そして4月23日(日)には久しぶりの東京の舞台で、artpocket concert series 4「Spring has come」(東京オペラシティリサイタルホール)に出演させて頂きます。
 また、教室の発表会(3月5日)でも演奏いたします。
 ハードな日々が予想されますが、一つ一つに全力で取り組んで実のあるものにしたいと思います。

 また、今年は10月に日本ユーラシア協会の創立60周年記念行事として、私が4年前からレッスンを受けているモスケワ音楽院教授のピアニスト、パーヴェル・ネルセシアン氏が全国10か所で公演を行います。
 この4年間数多くレッスンを受け、2014年の私のリサイタルでは2台ピアノのパートナーもつとめてくれました。私が彼から得たものは限りなく大きなものであると思えます。この期間はスケジュールの許す限り聴いて、更に自分の中のものを膨らませたい。今からとても楽しみにしています。

 昨年暮れの札幌は50年ぶりという大雪に見舞われ、交通もマヒし、混乱の中で仕事納めを迎えてしまいました。道路もひどかったので連日帰宅が深夜になり、心身ともに疲労困憊したので、お休みの間にしっかり立て直したいと考えています。

 皆様にとって幸せな年でありますように、心から願っております。
 今年もどうかよろしくお願いいたします。

 教室のレッスンは、5日(木)から始まります。