ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

インフルエンザ2

 まだまだ猛威をふるっています…
 教室の生徒さんでインフルエンザでお休みした人は今まで7人…インフルではないけれどもたちの悪い風邪もはやっていて、治るのにとても時間がかかるようです。
 毎年この時期にははやるのだけど、今年は特に感染者が多く、しかも長い…
 発表会を来月の21日に控えているので、大変です…インフルエンザだった場合は学校や職場で5日間の出席停止になるようですが、この期間が過ぎても筋肉や関節の痛みを訴える人が多く、ピアノでも無理のないように動かしていかなくてはなりません。

 そして、私のように代わりの人がいない仕事の場合、発表会まで3週間余りのこの時期に自分がかかってしまうのは一番怖い…
 14日日曜日の夕方、ロシア語のメールを奮闘の結果やっと完成させたと思ったら、何だかひどく体中が痛く、寒気がしてきました。
 そして、練習も何も手につかないような倦怠感…
 
 ついに私もか…

 とっさにそう思いました。
 予防接種はもちろんしていましたが、予防接種をしていてもかかった人もいるようです。
 病院に行く時間が惜しいとは思いましたが、やはり無理にレッスンをして教室にウィルスをばらまくことは避けなければなりません。
 翌15日、検査へ…もし陽性であればレッスンを臨時休講にしてまっすぐ自宅に戻る、陰性であればそのまま白石教室に行ってレッスン…どちらにしてもかないキツい…
 この週一週間休講にしたらあとどうなるのだろう、と考えながら結果を待つ時間はひどく長く感じられました。
 結果は…陰性。
 ホッとはしましたが、この風邪は本当にたちが悪い…数日薬を飲んで少し体の痛みや倦怠感が薄れてきたと思ったら、一週間後に今度は扁桃腺がすさまじく腫れ、熱が出てきて再度病院へ。ここ2、3日とにかく寒く、毛布をかぶったり腰に巻いたりしてレッスンしていました。
 今日は藤野教室(自宅)でのレッスンなので外に出なくて良く、少しホッとしています…熱は下がりましたがまだまだ本調子ではないので、発表会に向けても今週中に治してしまわなければなりません。

 札幌は先週末少し春めいてきたな、と感じられたのですが、昨日今日と厳しい寒さが戻って来ています。

 皆様もお気をつけ下さい。