ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

降った降った…

 今年の札幌は根雪が遅く、今月に入って日本の他の地域が大雪の被害を被っているときに何と昨日までほとんど雪がありませんでした。雪がなければ体力(ヘルニアを抱えた腰はやはり不安が残ります)、気力(運転の)お財布ともに楽なはずなのに、気温が低く毛皮や帽子が必要なのに道路は乾燥路面というのは何かヘンな感じがしたものです。
 しかし、まあそんなに甘いものではない…今日はしっかり降られました。

 今日は、いつもバレエを習っている札幌舞踊会の公演「くるみ割り人形」の日…昨日だったらよかったのに、と思いながらノロノロと出かけました。
 途中までは降りたての雪で道路はさほど凍ってなく順調に行ったのですが、途中定山渓方面からの帰り車で渋滞し始めると、たちまち車の熱で溶けた雪が凍って、何とスケート場のような状態…藤野からニトリ文化ホール(中央区)まで1時間半…
 昨日ロシア語Eメールで奮戦したため起きたのが遅く、会場に着いてからお昼を食べようと思って出かけたのですが、やっと食事にありつけると思ってたどり着いたホールのレストランはトーストしかなく、お腹が満足しないままバレエを観ることになってしまいました。

 公演はとてもエキサイティングでした。前に観たときより各段にレヴェルも上がっていて、群舞の隅々まで行き届いた踊りにひき込まれました。

 帰りは日曜日の晩で車が少なかったためいくらか楽でしたが、たった一日でこの変わりように茫然とするばかり…やはり家までは1時間以上かかりました。

 ここまで降ったらもう覚悟するしかありません。でも少しでも雪が少ないことを祈りたい…
 スキー場のとこだけ降れば良いんだよね…