ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

バレエ 2012年春

 もちろん現在はすべてのレッスンを休んでいます。
 椎間板ヘルニアで最初は立つこともままならず、つい最近まで歩くことも大変だったわけですから、バレエの稽古をすることなど頭をよぎることもなかったし、踊っている自分の姿を想像することさえできませんでした。

 もう自分は踊れないかも知れない…

 なぜか それでも仕方がないと思えたのです。

 しかし プロコフィエフの「ロミオとジュリエットからの10の小品」の練習を始めると、頭の中にバレエの様々な場面が浮かんできました。気がつくと上半身だけで自分で振りをなぞったりしていたのです…

 やっぱり踊りたい…

 しかし 足の1番ポジション(両足の踵をつけて足を180度開いた形)さえまだ怖くてできません。バレエの先生に聞いた話やバレエダンサーの方のヘルニア闘病記などを読んだところによると、バレエの稽古ができるようになるためには5ヶ月くらいは必要なようです。
 発症したのが2月20日なので 単純に計算しても7月20日前後…まだまだです。

 今はリハビリの体操を欠かさずやり、プールやジムでできることからやりながら 徐々に体を戻して行きたいと考えています。

 中学受験を終えたうちの姪は 今年またコンクールに挑戦するそうです。また一緒にレッスンできる日を夢見て地道に頑張っていきます。