ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

骨休め

 今月15日 羽田空港で強い背中の痛みに襲われました。いきなり手が上げられないほど痛くなり、やっとのことで空港の薬局で貼り薬を買い、背中に貼って、千歳までの1時間15分…我慢我慢のフライトでした。
 実家に行って医師である父に相談すると疲れと寒さからくるものではないかとのこと。このところ札幌は連日マイナス10度前後まで下がっていましたし、(帰って来たとき千歳はマイナス18度でした!)東京も平年より寒く、冷えに弱い私の体には普通の人以上の負担がかかっていたようです。

 それから2週間 背中の痛みは冷えると現れ、どうも調子が悪い…一年で一番寒い季節は本当に鬼門です。

 そして 私は 先月パーヴェル(ネルセシアン)のマスタークラスを受けることがが決まって彼から連絡を受けて以来、年末年始を含めて一日も休みを取っていなかったことに気づきました。この緊張感を含めて精神的に苦しいことばかりで、それを忘れようと突っ走り過ぎてしまったようです。

 しまった…飛ばし過ぎだ…これでは8月までもたないではないか…

 そう気づいた私は一昨日 あれから初めてロシア語の授業を休みました。更に今日一日お休みにして、久しぶりにのんびりとおいしいものを食べに行きました。

 丸一日骨休めをしてやっと生き返りました。明日からまたガンバリマス!