ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

ピティナ ピアノステップ

 ピティナ ピアノステップには毎年何人かの生徒さんが出演しているのですが、今日の「2011 札幌手稲秋季」にはジュニアの部に1人、グランミューズ(大人)の部に2人の計3人が出演しました。
 教室の発表会以外の舞台は初めてという人もいて緊張感が漂っているのがわかりましたが、皆 渾身の演奏を聞かせてくれました。

 ジュニアもグランミューズも 教室の発表会とはまた違った人達の演奏を聴いたり、出演者同志で話をするようになったりと新たな出会いがあったようです。(特にグランミューズは終演後出演者同志で盛り上がっていました)ピアノはどうしても一人で練習することが多いので、今日のような出会いは貴重ですね。

 今回特に目立ったのはジュニアのフリー部門(課題曲ではなく自由に曲を選んで時間を決めて参加する)の参加が以前に比べて増えたことでした。コンクールを受ける前に一度舞台で弾いておきたい人、時間をかけて練習してきた曲を発表する場として出演した人…目的はさまざまですが、今日聴いていて思ったのは小さい生徒さんに発表会以外にもこんな舞台がある、ということをもっと広くアピールしても良いのではないかということでした。来年からは「教室だより」などでも頻繁に書いていきたいと思います。

 様々な年齢、職業の方がいたグランミューズは本当に聴きごたえがありました。曲のジャンルもさまざまでソロもアンサンブルもあり、こちらも「あっ、こんな曲やこんなアレンジもいいな」と新たな発見があり、とても楽しく聴くことができました。

 本日出演の皆さん 本当にお疲れ様でした。今日の舞台を一つのステップにして(だから「ピアノステップ」という名前なんですね)、更にレヴェルアップして行かれることを心から願っています。