ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

NHK杯フィギュア

 日々寒くなっていく今の季節は大のニガテなのですが、フィギュアスケートシーズンが始まることで毎年ワクワクして過ごせるのです。

 ハイライトはやはり何といっても男子シングルの高橋大輔選手の3回目の優勝でしょう。(私は彼のファンなのです)世界選手権に優勝したあとの選手が次のシーズン崩れることが多い中で、精神的にもしっかり照準を合わせてきたのはさすがですね。
 昨日の午後は自宅(藤野教室)のピアノに調律が入っていてずっと家にカンヅメだったので、新しく買ったテレビにかじりついて応援していました。大きい画面のデジタル放送はとても迫力があって、前よりもも楽しめます。

 先週末はかなり忙しかったのでまだ全部の録画を観たわけではないのですが、日本の若手の台頭も光りましたね。女子シングルの村上選手や男子シングルの羽生選手も若さの勢いが感じられてすがすがしい気分になりましたが、今回とても躍進したと思ったのはペアの高橋成美 マーヴィン トラン組。昨年観たときはまだ子供っぽい印象があったのですが、今年は雰囲気も見事に洗練されて大人の滑りを見せてくれ、見事に3位に入賞しました。
 彼らに憧れるもっと下の世代の子供たちもこれからより一層練習に熱が入ってくるのだと思います。

 まだまだ私たちは日本のフィギュアスケートが強い時代を楽しむことができそうです。