ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

再生JALに乗る

 いつも東京出張のときに使っていたJAL(日本航空)が会社更生法を申請したというニュースが流れて驚嘆したのは 確か10日ほど前だったと思います。
 昨年10月に乗ったときは気がつかなかったのですが、12月に乗ったときは何となく機内の雰囲気がいつもと違うような気がして「もしかしたら本当に危ないんじゃないか」とふっと思ったのですが、まさか本当になるとは思っていませんでした。
 この時点で1月、2月の東京行きの予約はすべてJALに入っていました。

 大丈夫なんだろうか…

 不安にもなります…航空機にとって一番大切なのは当然安全ですよね。一般市民には想像もつかない2兆円という負債総額を抱えて 果たして充分な機体整備ができる費用があるのだろうか…

 と思ったのですが、ニュースが流れてから出発まで3日、まあ普通に飛んでいるらしいし、90年代に乗ったロシアの国内線の飛行機のモノスゴサが頭にしみついている私は(機内は汚く、荷物入れは壊れていて開いてしまったり、トイレにいたっては想像を絶する状態!!)まあ あれよりヒドイことはないだろう、と思い、予定どおり出発。

 出発ロビーや機内は大きな変化はなかったのですが、随分外国人のツアー客が多い。英語や中国語ばかり聞こえて何か外国の飛行機に乗っているみたい…
 サービスは…さすがに良かったですね。また 帰りの羽田→新千歳の夜の便はとても空いていて、風評というのはひどいものだとつくづく感じました。(帰り新千歳空港まで迎えに来てくれた父も「ANA(全日空)は到着口の活気が違う」と言っていました)

 当面の課題は集客のようで、4月からはバースデー割引の復活(これにはよくお世話になったので嬉しい)や特典航空券のディスカウントマイルなどかなりお得感が強いようです。
 これからどのようになっていくかはまだわかりませんが、庶民の搭乗者としてはお得なチケットがたくさん出てくれると嬉しいのですが…(そんなわけにはいかないかな…)

 あと マイル…これはもう家族全員が貯めていたので心配していたのですが、現行のまま残って良かったですね。
 それと成田、モスクワ線撤退しないで下さい…特典航空券が使えなくなったら困る…