ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

冷房

 よくヘンなヒトだと言われるのですが、私は朝 暑くて汗をじっとりかいて目ざめると「ああ…爽快…」と思ってしまうのです…
 極端な冷え性で汗をかかない体質なので、たくさん汗が出ると体が喜んでしまうのですね…
 酷暑の東京でも冷房を入れて就寝したことは一度もありません。先日東京に行ったときもホテルの廊下から冷房の冷気が忍び込んで来るので、しっかり布団にもぐって寝ていました。

 寒さに弱い分 暑さには滅法強い私…今月に入って札幌は晴れて暑い日が続いていましたので、レッスンに来る生徒さんにも「先生 今日元気ですね…」と言われる始末…バレエに行っても体が良く動いてくれる…

 寒いときは他人より多く暖房費を使っているので、冷房はなんとか節約したいところ…
 しかし 防音のレッスン室を2つ持つ身ではそうもいかないのです…
 ご存知のとおり 防音室というのは音を外に逃がさないように作ってあるため、気密性にすぐれています。夏に中でレッスンをしていると、部屋の温度と湿度はぐんぐん上がります。しかも…中にあるのは湿気を嫌うピアノ…たちまち 鍵盤が上がらなくなったりする不具合が起こってきます。

 現在 窓が開かなくて特に湿気のたまりやすい白石教室は、24時間同じ温度と湿度を保てるようにずっと冷房が入っています。藤野教室はそこまでしていませんが、レッスンのときには必ず冷房を入れています。
 当然 ずっといると寒くなってくるので、必ず一枚はおるものを持って行っています。(弾いている生徒さんは暑いので…)
 ここはなかなか節約は難しいらしい…(ため息…)

 しかし この寒がりの私…札幌に住んで、ロシアに勉強に通うのが間違っているのかなあ…南の常夏の島にでも住んだ方が良いかも…