ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

ロシア語講座

 いよいよ始まりました。以前にもお世話になったタチヤーナ ゲオルギエヴナ(サープリン総領事夫人)のクラスです。

 「ロシア語のみでの授業」ということで張り切って受講を決めたものの、近づいてくると「歯が立たなかったらどうしよう」などと心配になっていました。(長いこと授業を休んでいましたので)

 金曜日の朝10時半に行ってみると、以前からおなじみの方も 初めてお会いする方もなかなかハイレヴェルのメンバー。教科書を決めたりする打ち合わせの段階からすべてロシア語で、久しぶりの私は緊張の連続…言葉が耳を素通りしていってしまうし、口からも出て来ない…教室中が大笑いになったとき 私一人が全く笑えないという一幕も…
 次の授業までにやってくる課題もハンパじゃない量…
 
 これはタイヘンなことになった…

 初回の授業が終わったときはぐったりで弱音を吐きたい気分だったのですが、私は ロシア人が普通に速く話すのを聞き取って きちんと受け答えができるようになりたいのです。(家で聴くだけの勉強法ではやっぱり話す力は身につかない)授業終了時には日本語が出てこなくなるくらいロシア語に集中できるこの授業はまさにうってつけではないのか…
 今できなければ勉強すれば良いわけで、そのために自分はここに来ているのだから…

 そう考えて事務の係の方に「やります!」と宣言して帰ってきました。

 もう後戻りはできない…

 夜 レッスンの後 早速課題を取り出して勉強を始めました。何しろ最初が肝心…ドロップアウトしないように頑張らないと…