ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

舞台人の容姿

 先日のボリショイ バレエや 最近日本人の強い選手が次々出てきて人気の高いフィギュアスケートなどを観ていると、やはり舞台人たるもの容姿が美しくなければならないなあ、と思えてきます。
 だからといって彼らのように完璧な体型になどなれるわけもなく、その必要もありません。

 私達ができることで 舞台で美しく見えること…まず 姿勢を良くすることだと私は思います。寒くなってきた今の季節 どうしても背中が丸くなってしまうんですね…気がついたときに背筋をピンと伸ばすことを心がけるだけでも随分違います。うちの教室は発表会(来年は3月22日です)が近づいてくると小さい生徒さん達は皆 おじぎをしてから曲を通して弾く練習をしますが、そのときに「背中をピンと伸ばそうね。そうしたらきれいに見えるよ」と私が言うと皆明らかに姿勢が違います。幼な心に舞台に立つことの重大さを意識し始める瞬間なのかも知れません…

 さて かくいう私の方はといえば…
 バレエを習っていて 姿勢には気をつけているつもりですが、どうもこの頃は疲れてくると背中が丸くなっているらしい…うーん…
 自分の舞台姿は自分で直接見えるわけでないのでわかりませんが、最近は少しガリガリに見えるのではないかとも言われています…これで背中が丸くなったらタイヘン!!!

 「いつも注意しているのに先生の背中は丸かったよ」と言われないように私も努力していきたいと思います…