ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

マスク

 コロナ禍が始まるまでは大嫌いで、ほとんどつけたことがありませんでした。昨年の緊急事態宣言中も移動はすべて自分の車で一人でしたので、買い物や銀行、病院(昨年の緊急事態宣言中に骨折し、治療に通っていました…)などに行くとき以外はつけていませんでした。

 しかし、緊急事態宣言が明けて教室の対面レッスンが始まったとき、レッスン中話しているときに大量の飛沫が飛び散るということを知って、着用するようになりました。生徒さんにも着用をお願いしています。

 でもやはりずっと着用しているのは苦しいし、顔にもマスクによる肌荒れとみられるものが続々と出現してきています。現在はオンラインレッスンと対面レッスンが混在しているので、オンラインレッスンのときはマスクを取っています。

 

 3月14日の教室の発表会のときにマスクの着用をどうするかはまだ決めかねています。基本的にリハーサルはマスク着用、本番は取って出るというところまでは決めたのですが、問題は写真を撮るときです。出演者がぴったりくっついて写真におさまるので、マスクなしでは危ないのか、それとも集合写真はなしの方がよいのか迷っています。これから最近行われた他の教室の発表会の写真などをチェックして決めていきたいと考えています。

 

 このマスク生活はいつまで続くのでしょうか…海外ではワクチンの接種が始まったところもあるようです。私が毎朝見ているロシアTVのニュースでも毎日のようにワクチン接種の映像が出ます。日本国内でも半年以内に始まるのだと思えますが、ワクチン接種が普及したからといってすぐにマスクなしでも大丈夫にはならない気がします。そして私も含めてアレルギーを持っている人はより難しい問題が待ち構えているようです。

 このまま演奏も指導も不自由な生活をずっと続けるのか、リスクを覚悟でワクチンを受けるのか、皆、今年中に決断を迫られることになるのでしょう。