ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

姪のバレエ 2008年夏編

イメージ 1

 島から帰ってくるとすぐ やっとバレエの発表会を終えた姪(小学校3年生)が夏休みを過ごしにやって来ました。
 「またバレエの稽古を一緒にやろうね」と約束して1年。去年彼女が来たときは まだ腰の痛みを抱えてレッスンを休んでいた私でしたが、今年は何とかレッスンにも復帰できていたので、もっとたくさん一緒に稽古できるなあ、と楽しみにしていました。

 彼女は今年 教室で一番小さい子供達のクラスから一つ上のクラスに上がり、何とかついていこうと苦労していたようです。しかも 彼女が通っている教室はなかなか厳しく、毎日DVDを見ながら練習をしないとついていけないらしい…

 そこで練習に使っているDVDを見せてもらうと…

 去年とは比べものにならないくらい本格的になっているのです…時間も…内容も…
 1年でこんなにできるようになるなんて…子供の成長ってスゴイですよね…

 これは片手間にはできない…
 そう思った私は 自分のクラスを休んで彼女の練習につきあうことにしました。(両方やったら多分腰が持たなかった)ちゃんとレオタードを着て 髪をアップにすると気持ちもピリッとしてきます。
 DVDのとおりにレッスンを進めていくと、自分のレッスンと同じような運動量です。どっぷり汗をかいて、爽快な気分…

 レッスンしたあとは2人でバレエの本やカタログを見たりしておしゃべり…12月にボリショイバレエのザハーロワの「白鳥」を観ると言ったら「おばちゃん いいなあ」と思いっきり羨ましがられてしまいました。

 彼女は今トゥシューズにとっても憧れているのだけど、まだ教室の先生から許可が出ないんですね。(どこの教室でも充分に基礎を身につけ、体がきちんと引き上げられるようにならなければトゥシューズは履かせないようです)私が今使っているトゥシューズを持ってくると、すっかり気に入ってずっと遊んでいました…

 帰る前の日 バレエショップに行ってレオタードとスカートをプレゼントしました…ついでに自分のも久しぶりに買ってしまいました。楽しかったなあ…

 来年彼女が来るときは 多分もう抜かされていると思います…「おばちゃん このステップできないの?」と言えるくらい上手になっていてくれたら嬉しいですね…

 上の写真はその新しいレオタードを着て2人で撮ったものです…私の伸ばした足のつま先がキタナイね…