ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

毛皮撲滅反対!

 相変わらず寒いですね。木曜日には 札幌もついに最低気温がマイナス10度を下回りました。昼間でもマイナス7,8度までしか上がらない日が続いています。旭川市郊外ではマイナス34度になったそうです。北海道の内陸部や道東では軒並みマイナス20度を超え、ここはシベリアか、と思える寒さ。
 人並みはずれた冷え性の私は、このところ毎日毛皮のコートを着て出かけています。やっぱりこれが一番暖かい。動物の毛にまさるものはないんですね。

 かなり前 まだ東京に住んでいた頃、テレビでミンクの毛皮を取るところを見たことがありました。正視できないほど残酷な映像に気分が悪くなり、自分は絶対毛皮は着ないと心に決めたものでした…
 しかし 札幌に移り、寒さなんかどうってことない元気の有り余る年齢を過ぎると、次第に寒さが身にしみるように…そんなとき 母が貸してくれた毛皮のコートを手放せなくなってしまった…

 大寒を迎える今日この頃、やっぱり北海道では毛皮は必需品だと思います。現在マイナス50度を下回っている地域があるシベリアでは「動物の毛皮以外で役に立つ防寒具はない」と言われているそうです。

 それともう一つ…毛皮は 滑る道で転んでしまったとき、フワッと受け止めてくれて怪我防止にもなるのです…