うちの教室には 日々難しくなる勉強、部活、委員会などの忙しいスケジュールをやりくりしながらピアノを続けるスーパー中学生(ホントに皆よく頑張っていると頭が下がります…)が何人もいるのですが、彼らの中の何人かは音楽系の部活に所属しています。吹奏楽、合唱、ジャズバンド…などさまざまですが、皆 音楽が好きで ずっと続けてきたピアノとはまた違う方向から音楽と向かい合ってみたいと考えているようです。
中学校に入って 部活で管楽器を始めた生徒さんは 初めてピアノ以外の楽器に触れて、ピアノといろいろなところで違うことがたくさんあることに驚いたそうです。たとえば…ピアノは 音をのばしたままクレッシェンド(音をだんだん強くすること)をすることは不可能なのですが、管楽器であればできるのです。彼女は その違いにとても興味を持ったとある日のレッスンで話してくれました。
これは人の声でも同じですよね。合唱部に所属している別の生徒さんからも 同じような話を聞きました。
音楽はピアノだけではありません。私の所で習ったピアノをもとに彼らがまた違う楽器やジャンルの音楽に触れて、音楽的な視野を広げて行ってくれると嬉しいですね。
コンサートやコンクールなどスケジュールもハードで、それらに向けて日々遅くまで行なわれる厳しい練習で体力的にも大変なようですが、ピアノともいつまでも友達でいてくれたら…と思って指導をしています。