ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

戦いすんで…

 またまた長らくごぶさたになってしまいました…

 この2週間はまさに修羅場でした…

 11日にサントリーホールブルーローズでの「クリスタルジョイント54」に出演しましたが、その前が大変でした。
 先月 過労とストレスで倒れたあとずっと体調が悪く、今月に入ってひどい風邪をひきこんでしまい、なかなか追い込みができない状態、本番3日前になっても熱は下がらず、当然ながら気持ちも落ちたまま…
 これはまずい…
 考えあぐねた上、来年のリサイタルで2台ピアノを一緒に弾くロシア人のパートナーにメールを書いて、今回のコンサートを知らせました。
 こんな具合の悪いときに「ロシア語Eメール奮戦記」だなんて自殺行為に近い、とも思ったのですが、鼻水と咳でぐしゃぐしゃの中、一気に書き上げて送りました。
 彼は仕事でアメリカにいたのですが、「頑張れ!」と返信が返ってきました。
 私はこれで元気を取り戻してしまった…ゲンキンな私です…
 
 本番当日は声はまだガラガラだったのですが(声楽でなくてよかった)、皆様のご声援のおかげで何とか弾き終えることができました。有難うございました。

 札幌に戻った翌日には、母校の高校の卒業30周年記念祝賀会。中学、高校と共に学んだ仲間と久しぶりの再会でした。懐かしさで喋りまくり、2次会も行き、とことんはじけてしまった…
 50近くになっても昔のままで変わっていない人が多かった…一番時の流れを感じたのは、女子校でかつてスーパースターだった先生方が、いかにも好々爺という感じになっていたことだったのです…