ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

発表会に向けて2

 教室では来年3月17日の発表会に向けての準備が進んでいます。今は小学校低学年以下のの生徒さんの曲を決めているところです。今週中には全員の曲が決定する予定です。
 今のところ出演を迷っている人が一人いるのですが、もし彼女が出演すれば30名、出演しなくても29名という近年にない大人数になりました。
 ニューフェイスも7人、久しぶりに出演する人もいて賑やかになりそう…

 小学校低学年以下の小さい生徒さんの曲を決めるときはとにかくいろいろな曲を私が弾いてみます。たいてい皆 何曲か聴くと「あっ、この曲いい」という曲が見つかるようです。子供の感性は実に鋭いもの、こちらで「この曲好き」という気持ちを引き出してあげると練習への熱の入り方も違うようです。

 自分で「この曲がやりたい」と言ってくる人もいます。中にはクラシックの曲でないこともあります。今はやっていてテレビやその他の場所で頻繁に耳にする曲を弾いてみたいと思うのでしょう。今は楽譜もいろいろ出版されているので、まず私が楽譜屋さんへ行って、その人に合うような難度の楽譜を探します。楽譜を渡すときはこちらできちんと指使いを書き込んで、聞き覚えでいい加減に弾いてしまわないように細心の注意を払います。

 コンクールやオーディションを目指す人は過去の課題曲や受けるときに勉強しておいた方が良い曲を選んでいます。

 出演者一人一人がこの発表会を有意義な場として活用して頂ければ、と思っています。

 出演の申し込みは
     12月28日(金)
までです。
 よろしくお願いいたします。