ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

映画の字幕

 12日にこのブログに書いたロシア映画この道は母へとつづく」(原題 Итальянец)はロシア語以外にもひかれるものがあり、何度も観ました。初めはさすがに字幕がなければわからなかったのですが、繰り返し観ているうちに7割くらい台詞がわかるようになってきました。

 字幕を消して観てみたい…どのくらいわかるだろう…

 そう思って家のDVDレコーダーで試みてみたのですが、いろいろ調べてみるとテレビから撮ったものは字幕オフができないらしい…しかし 市販のDVDソフトであれば可能なものがあるそうです。
 そう聞いてタワレコへ一目散…ありました…値段は4930円…うまくいくだろうか…5000円近く出したのだからできなかったら悲惨です。
 家に帰ってためしてみると…できました…よかったよかった!字幕があるとどうしても無意識のうちに読んでしまうので、この方がロシア語がダイレクトにアタマに入ります。しかもノーマルスピードでの聴き取りにも慣れることができます。
 しばらくこれで勉強できそう…

 そういえば高校時代 アメリカの映画に夢中になってみるみるうちに英語の成績を上げていった友人がいました。5教科の中で英語が一番嫌いだった私はそんな彼女を羨ましく思って自分もためしてみようと思ったのですが、アメリカの映画がどうしても好きになれず、この計画はあえなく頓挫したのです。
 
 卒業後25年以上もたって、自分がこの方法で語学を学習しているのは信じられない思いです。

 ところで この映画で養子請負人のマダムの用心棒グリーシャを演じているニコライ レウトフが何ともいい味を出していて、ファンになってしまった…調べてみると彼はバレエダンサーでもあり、振付家としても活躍しているようです…