ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

最後のオフ

 最近は 教室の発表会の1週間前の日曜日は家で完全休養することにしています…

 3月に入って教室の中にははりつめた空気が漂い、レッスンに来る出演者の生徒さんの顔も緊張しています。何とか舞台に上がる前の最後の一段を上がることができるようにと、こちらも指導に余念のない日々です。
 しかし 今年は2月後半になって風邪と腸炎が同時にはやってしまい、(私も腸炎になりましたが、両方かかってしまった人もいました!)練習が遅れてしまった人もいて大変でした。
 この時期になるとどうしても私の神経もとがってきてしまうのです。

 明日から発表会前の最終週に入りますので、まず私が気持ちを落ち着けて最終レッスンができるようにしなくてはなりません。

 休養デーといっても発表会に向けての事務作業はまだ残っています。会場あてに発表会の「実施計画書」なるものをFAXで送り、招待者や当日お願いする調律や写真の方々などへのプログラム発送に漏れがないか確かめます。昨日は自宅のパソコンがトラブって月謝の整理などができずに寝てしまったため、今日もう一回やり直す仕事も残っていました。
 家事の方も 明日からはなるべくやることを少なくしておくため、今日のうちにできることはやっておかなくてはなりません。

 そして 有難いことに楽しみにして下さる方も多い自分の演奏…やはり忙しくなるとゆっくりていねいにさらうことがおろそかになってきますので、(生徒さんには毎日のように言っているのに…)今日は楽譜の細かい部分をよく見ながら落ち着いて弾いてみます。

 明日からまた気持ちを引き締めて、出演者の生徒さん一人一人が少しでも良い状態で当日を迎えられるように頑張っていきたいと思います。