ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

姪のバレエ 2009年秋

 コンクールに初挑戦し、この夏休みをバレエにかけた姪(小学校4年生)の夏がやっと終わりました。
 
 今回は観に行けなかったので、どうだったかウチではみんなやきもきしていたのですが、すべて終わった先月の29日 実家に電話がかかってきました…

 結果は…奨励賞…

 上位入賞には一歩及ばなかったのですが、今ある力は出し切ることができたらしい…

 私はこの結果は大変良かったのではないかと思います。何もかも初めてのコンクールの舞台に出るために この夏休みはどこへも行かず(もちろん札幌にも来なかった)ひたすら稽古に明け暮れていたのですから、何かご褒美がもらえたら…(これは身内の感情かな…)
 しかし 初めてで上位入賞して「簡単なものだ」と思ってしまったら良くない…

 もちろん彼女も「もっと上に行きたい」と思ったようです。同学年でもっと上手な人がたくさんいることにかつてない刺激を受けたらしく、コンクールのあとも1回も休むことなくレッスンに通っています。

 実家に行ってみると 仕事のため先日の発表会も観に行けず寂しさに耐えていたおじいちゃん(私の父)が大ニコニコで「お祝い何にしてやろうか…」
 結局 おばあちゃんと3人でバレエのチケットを贈ることに。この秋から冬にかけての東京は世界の超一流のバレエ団の公演が目白押し!良い舞台をたくさん観ることで感性を養ってくれれば、という思いです。