ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

家庭ごみ有料化

 ついに私の住む札幌市にもやって来ました…もうすでに実施している自治体も多いですよね…

 これからは有料の袋を買ってごみを出すことになります。数週間前に届いたのは、この袋の見本と気が遠くなりそうなくらい細かい「新 ごみルール」という冊子…

 袋には英語、中国語、韓国語の表記もあって外国人にも対応ができるようになっていますが、冊子の方は日本人でも細かい、と思えるくらい…
 先日八剣山で出会ったロシア領事館の奥様達の中には 日本語の全く分からない方もいらっしゃいました。彼らはどうするんだろうと人ごとながら心配になってしまう…(治外法権でもこういうことは札幌市のルールですよね)
 タチヤーナ ゲオルギエヴナに聞きに行くのかな…(彼女の日本語は素晴らしい)

 こんないらぬ心配をしてしまうのも モスクワでアパートを借りて暮らした経験があるからなのです…

 飛行機で着いてアパートに入居した日、私はアパートを貸してくれた旅行会社のアレクセイにごみはどこに捨てるのかと聞いたことがあります。
 彼の答えは「どこのごみ捨て場(あちこちに大きなごみ箱があります)でも 何時でもOK」という返事。
 「ごみは分別しなければならないのか」と聞くと、(何でも聞いておかなければあとで困る)「何てヘンなことを聞くのだろう」という顔をして、「分ける必要なんかない」
 これを聞いて私は思わず「オーチン ハラショー(それはよかった)」と言ってしまった…

 だって今回来た冊子くらい細かいきまりがロシア語で書いてあったら…とても読みこなすのはムリだったからです…