ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

叔父との別れ

 今月22日 藤野に住んでいた叔父が亡くなりました。私が現在の自宅で藤野教室を開くまでは、この叔父の家で教室を開かせてもらっていました。

 昨年11月末 体調を崩して入院し、今年3月に一度家に帰れたのですが、8月に再び入院し、先週末からはかなり容態が悪くなっていました。
 亡くなった22日 私が教室の月曜メンバーのレッスンを終えてかけつけたときは、すでに血圧が30台まで下がっていました…

 葬儀の準備、通夜、告別式…あわただしい中で近くに住む者として自分は何ができるだろうと考えながら3日間が飛ぶように過ぎました…運良く(というのは不謹慎かもしれませんが)私は23~25日まで休暇を取っていたので、火葬場から戻って来るまでずっとその場にいてお別れをすることができました。

 児童文学作家でもあった叔父は 話題も豊富で、話していても退屈することがない人でした。よくお菓子をもって叔父宅に遊びに行ったものです。(今回 よく持って行っていたお菓子をお供物にすることにしました)コンサートにもよく来てくれました。

 昨日は 葬儀のあと東京から来ていた従妹を新千歳空港まで送って行きました。かつて仲良く遊んだ従姉妹たちも 今は皆働き盛りで忙しく、疎遠になりがちでした。
 叔父のおかげで久しぶりに会って親交を深めることができたのかも知れません…

 えっ…お線香アレルギーは大丈夫だったかって?3日間薬を飲んで乗り切りましたが、やっぱりしっかりやられました…(お焼香のときはさすがに辛かった…)これがなかったらお通夜の晩は泊まっていたと思います…