ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

春の休息

 3月の発表会、復帰コンサートとスケジュールぎっしりだった今年の春…やっと一段落したので、洞爺湖温泉に骨休めに出かけました。
 ここは札幌から車で2時間ほどのところにある温泉地、湖畔の温泉宿はほとんど湖に向かって建っていて、部屋からもお風呂からも洞爺湖が眺められる贅沢な景色が楽しめるところです。子どもの頃から何度も来ていますが、洞爺湖はいつも違った表情を見せてくれ、訪れる人を楽しませてくれます。

 今朝のちょっと霞がかかった洞爺湖…ちょっと幻想的…かな…
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 温泉につかって眺める洞爺湖はまた格別…

 更に車を走らせて近くの昭和新山へ…この山は活火山で、見るたびに山の形や煙の出ている場所が変わっている…最近 また煙の量が増えているような気がする…           
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 しかし 山は煙を出していてもふもとはまだまだ温度が低く(プラス7度くらい)歩いていると歯の根が合わないほど寒い…あわてて「昭和新山ガラス工芸館」に逃げ込む…

 その後 北湯沢、喜茂別を回って支笏湖へ…日の光を浴びて湖面がキラキラ…気温も上がってきて、歩いていて気持ちの良い温度になりました。
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 優しい柔らかい雰囲気の洞爺湖と比べると、支笏湖は深いせいか、湖の色が濃く厳しい感じがします。この2つの湖を見ているといつも 長い年月をかけて営まれた自然の力の偉大さを思うのです。