札幌市及び近郊にお住いの皆様、先日の大雪で多大な影響があった方も多いことと思います。あれから2週間になるのに週末ごとにドカ雪が降り、交通機関も道路も元に戻らないまま雪まつりが始まってしまいました。
私も移動に莫大な時間を取られ、レッスンをこなすのが精いっぱいでした。発表会の事務作業が遅れてしまい、この週末で取り返す予定でいます。
さて2月に入り、発表会まであと1か月半となりました。
今年、出演者の方によく言っているのは「今月中に左手をしっかり覚えておくこと」です。今月は左手強化月間と言えるほど左手のことを言っているかも知れません。
発表会の曲に取り組んでいくとき、よく「左手がなかなか覚えられない」という声を聞きます。右手はメロディーを担当することが多いので、練習しているうちに自然と覚えられても、伴奏を受け持つ左手は単独で弾いてみると弾けないということもあります。
これは曲を暗譜していく上で非常に危険です。私自身も身に染みて感じていますが、本番やリハーサルでふっと忘れるのは圧倒的に左手が多いようです。昨年の自分の本番前も楽譜をもう一度見直し、左手がどういう流れになっているか繰り返しチェックしました。なかなか根気のいる作業ですが、やはりやるのとやらないのでは演奏全体の安定感が違ってくる気がします。
そこまで時間が取れない、という方は移動中の乗り物の中で左手の流れを頭の中で再現してみるのも良いようです。自分で運転している場合は危険ですが、公共交通機関でスマホもさわれないくらい混んでいるときなどは良いかも知れません。
私も先日の大雪で車が使えず、何日か公共交通機関で移動しました。現在も大通、札幌駅方面へ行くときは地下鉄とバスを使っています。運転手の不足がよく報道されているバスは大抵混んでいて、つかまるのがやっとのときもあります。そんなときに発表会で弾く曲の左手を思い浮かべたりしています。今度の発表会は2台ピアノを含めて12曲弾かなければならないので、限られた時間で多くの曲を覚えなくてはなりません。ずっと頭の中で曲を流しているとどこかでとぎれたりして、「あっ、こんなに覚えていないんだ」と思うこともしばしばです。
できるだけ時間を有効に使って、出演者の方も自分も良い状態で本番を迎えたいですね。