ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

鉄オタ旅2025 その4

 前回の続き。パーヴェル・ネルセシアン、リサイタルツアーの続きです。

 

 11月25日に札幌に戻って来て一日だけ家に帰り、翌26日パーヴェルと一緒に列車で帯広に向かいました。

 帯広到着は20時過ぎ、JR北海道は列車の中の車内販売が一切ないので、夕食を買わなければなりません。飲み物も駅で買っておかないと目的地まで渇きに苦しむことになります(せめて自販機くらい車内に置いて欲しい…)。いろいろ迷った結果、私はおにぎり、パーヴェルは幕の内弁当を購入(幕の内がよほど気に入ったらしい…)。あと彼がバッグに入れていたみかんをくれたので、一緒に食べました。それと中部空港で買ったわさび煎餅(これは美味しい)…最後の一個になったとき、彼はそれをつまんでポンと私の手の上に置いて、空いた袋をデッキに捨てに行きました。

 

 車内風景です。これは南千歳駅だと思います。

 

 

 石勝線沿線の景色はとても好きなのですが、今回は夕方発の列車なので何も見えません。帯広に着くまでに11月24日の岐阜公演のレビューをアップしなければならない私はひたすらスマホで原稿書きに精を出しました。やっと完成していざアップしようと思ったら、山の中で電波がない…駅のまわり以外は携帯もほとんど圏外です。

 しばらくして新得に着いたらやっと電波が復活したので、この時点でアップしました。このレビューを見て一人でも多くの人が帯広、札幌公演に来てくれますように、という願いをこめて…

 

 列車に揺られること2時間40分、8分ほど遅れて帯広に到着するとドッと身体の力が抜けました。

 ホテルのクリスマスツリーが美しい…

 

 11月27日に無事帯広公演を終えて、翌28日朝、札幌に向けて出発です。

 この日札幌でもう1回弾かなければならないので、私は列車の中で爆睡するつもりでコンタクトも入れず眼鏡で列車に乗り込みました。ここで寝ておかないと夜まで身体が持ちません。

 今度は景色が見えるのに何も見ないで寝ていました(写真は何も撮っていません)。途中何回かパーヴェルにぶつかってしまったらしい…彼はどうも眠らなかったようです。時々目を覚まして隣を見てみると、ただじっと窓の外の景色を眺めていました。

 

 お昼近くになって列車はやっと札幌駅に到着しました。

 今回の鉄オタ旅の終点です。

 夕方KITARA小ホールに集合するまでお互いコンディション調整をしなければなりません。

 私は列車の中で爆睡したおかげでしっかり休養でき、気持ちがピシッとなりました。

 

 来年雪が溶けたらまたゆっくりこの沿線を訪れてみたいですね…