22日のネルセシアン、ピアノリサイタル瑞穂公演は大成功だったとの連絡が入りました。600席のホールがほぼ満席だったそうです。
私は残念ながら行けなかったのですが、写真を頂いたので、このブログ記事の一番下に上げておきますね。
さて私の主観で書いた「聴きどころ」の第2回目は前回書かなかったバッハ「イギリス組曲第6番」、とラヴェルの「ラ・ヴァルス」です。
バロック音楽のもっとも重要な作曲家と言われるバッハは16〜17世紀にフランス、ドイツで発達した古典舞曲による組曲を多く書いています。その中でもっとも規模が大きいのがこの「イギリス組曲」です。
内容は次のようになっています。
1.プレリュード 前奏曲
2.アルマンド 「ドイツ風の」という意味、ゆるやかな16分音符が連なる4拍子系の舞曲。
3.クーラント フランス由来の速い3拍子の舞曲
4.サラバンド スペイン由来の荘重な3拍子の舞曲
5.ドゥ―ブル サラバンドの変奏
6.ガヴォットⅠ、Ⅱ フランスの地方のフォークダンスから始まって、ルイ14世の宮廷で発達をとげた2拍子または4拍子の舞曲
7.ジーグ イギリス由来の速い舞曲、速い6拍子または12拍子のものが多く、組曲の最後に置かれ、華やかに締めくくります。
それぞれの舞曲の特徴を知って聴くと,とてもわかりやすくなるのではないかと思います。
そしてラヴェルの「ラ・ヴァルス」(2台ピアノ版)、
当時とても流行し、ラヴェル自身も傾倒していたウィンナワルツの影響を強く受けていると言われます。ラヴェルはこの曲を当時の著名な振付家、ディアギレフの依頼を受けて書いたのですが、ディアギレフはこの曲はバレエとしては大変踊りにくいと上演を断ったという話が残っています。
長年バレエを習っていても私はこの曲のどこが踊りにくいのかよくわからないのですが、実は今日(23日)パーヴェルと2回目の2台ピアノの合わせをして(このことについては次回アップします)、やはり基本は踊りなのではないかと感じました。
踊りの曲なのだけど踊りにくい、踊りに憧れているのに踊りになれない、何か踊りを遠くから眺めているような作品なのだと私には考えられます。
パーヴェルのリズム感はやはり素晴らしい…パートナーをつとめる私もリズムをよく身体に入れて曲を仕上げていかなければ、と肝に銘じているところです。
明日(24日)は14時からクララザール、じゅうろく音楽堂において岐阜公演が行われます。

最後に、頂いた瑞穂公演の写真をアップしておきます。

