ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

心の落ち着く場所

 コロナ禍が長期化する中でいろいろな感染対策を考えながらレッスンを続けてきましたが、今月に入って、多分精神的なものによるものと思われる体調の異変を感じることが多くなってきました。何しろウィルスという見えないものとの闘いは、どこまでやったら確実に防げるという明確な指針はありませんし、どこまでも手探り状態です。

 日々募る不安と闘いながらレッスンしていても、希望が見えるどころかさらに緊張感が増してきます。

 今、多くの業種の方が同じような状況を抱えていることと思います。

 

 今年に入ってから、本当に日々の教室との往復と日用品の買い物くらいしか移動しませんでした。ワクチンの副反応は2回とも熱が出たし、その他日々の感染対策でヘトヘトで、どこかに出かける気力などどこにもありませんでした。連休や夏休みに人が出ているという報道を目にしても、それは自分とは違う世界のことのように思えていました。

 

 このままでは本当に精神的に参ってしまう…

 

 連休中たった一日のお休みだった19日の日曜日、私は道央自動車道を北へ向けて走っていました。

 

 行き先は…朱鞠内湖

 

 道央道から留萌道に入り、秩父別で降りて国道275号をひたすら北へ…

 

 なぜか私はここに来ると気持ちが落ち着くのです…

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 展望台でお弁当を食べて、景色をずっと見ていました…

 

 気分はすっきり…

 

 帰りに留萌本線石狩沼田駅へ…ちょうど一日に数本しかない列車が来るところだったので、しっかりカメラにおさめました…

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 何か…いいことあるかな…

 

 

 しかし、

 

 札幌、朱鞠内間は片道200キロ…日帰りで400キロ以上を運転したツケはしっかり身体にきました。

 今日になってもまだわずかに背中の筋肉痛が残っています…